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報告書

装置肉厚の連続モニタリング技術の開発

藤咲 和彦*; 石橋 祐三; 武田 誠一郎; 竹内 正行; 大橋 和夫*

PNC TN8410 98-115, 50 Pages, 1998/09

PNC-TN8410-98-115.pdf:1.48MB

再処理用機器の構造材料であるステンレス鋼およびバルブメタルの微量な減肉を機器の運転中に連続的に測定する、連続モニタリング技術の開発の一環として、超音波パルス法を測定原理とする水ジェット型および高温型連続モニタリング技術について、連続肉厚モニタリング技術としての適用性を評価した。評価の結果、水ジェット型連続モニタリング技術の測定誤差は$$pm$$0.01mm程度であり、約1800時間の測定が可能であった。しかし、水ジェットの連続供給に起因した測定部の温度低下による腐食環境の緩和や、実環境への採用に際し、受槽の取り付けや廃液発生を伴うといった問題があり、連続モニタリング技術として適用するにはいまだ解決すべき課題が多く残されている。一方、高温型連続モニタリング技術は$$pm$$0.01mm以下の測定誤差により、直線性に優れたデータが取得できることおよび探触子保持用治具を準備することでさまざまな測定部に対応できることなどから、実環境への適用性が高い技術と判断される。今後、高温型連続モニタリング技術の実用化を図っていくには、探触子の接触状態の長期安定性が求められ、探触子保持用治具の改良や測定器の機能向上が必要となる。さらに、モニタリングデータの検証、探触子の寿命評価、耐放性などモニタリングシステムに求められる機能および性能を明確にし、連続モニタリングシステムの構築を図る必要がある。

報告書

ランプ型過出力時の燃料破損限界 - 既存炉内試験のサーベイとFCMI緩和メカニズムの検討 -

深野 義隆; 佐藤 一憲

PNC TN9410 98-057, 55 Pages, 1998/05

PNC-TN9410-98-057.pdf:3.99MB

CABRI-2及び、CABRI-FAST試験、EBR-II TOPI-1E試験、以前のTREAT試験等、既存の炉内ランプ型過出力試験(以下スローTOPと呼ぶ)のデータを広範にサーベイし、燃料破損限界に係わるこれらの試験データを統一的に説明し得る解釈を得た。これにより基本的な燃料ピン破損メカニズムが把握でき、低$$sim$$中スミア密度燃料ではFCMIが緩和され高い破損限界が得られることを確認した。このような低$$sim$$中スミア密度燃料の高い破損限界は、(1)燃料内の気相空間による燃料熱膨張及びスウェリングの吸収、(2)自由空間への早期ガス放出によるスウェリングの抑制、及び(3)燃料溶融時の溶融領域圧力の抑制の3つの主要な効果によるものであると考えられる。これらの効果を過渡時燃料挙動解析コードPAPAS-2Sのモデルに反映するとともに、既存スローTOP試験の解析に適用した。その結果、試験結果との整合性が確認され、前述の考え方の妥当性が示唆された。

報告書

新原子力エネルギー発生装置に関する研究(平成4年度)

小川 雅生*; 須藤 収*

PNC TY1607 93-001, 12 Pages, 1993/03

PNC-TY1607-93-001.pdf:0.32MB

中性子の少ない核融合反応を用いてエネルギーを取り出すことを指向した研究の基礎実験を行なった。エネルギーが10$$sim$$20keVの陽子分子イオンビームを入射し、解離した原子イオンをミラー磁場の中に閉じ込める基礎実験装置は昨年度に完成した。今年度はこの実験装置における原子イオンの閉じ込め時間の測定を中心とした研究を行なった

口頭

中性子散乱で観るイオン液体と分子液体のダイナミクス

古府 麻衣子

no journal, , 

イオン液体とは、室温付近で液体状態をとる塩の総称であり、現在の液体科学分野で注目されている多機能性液体である。我々はイオン液体の階層構造とそのダイナミクスを明らかにするため、中性子散乱研究を行ってきた。$$Q=0.2-0.3{rm AA}^{-1}$$に現れる低$$Q$$ピークがnmスケールのドメイン構造(ナノ構造)に対応することを示すとともに、中性子スピンエコー法を用いてその緩和挙動を観測することに初めて成功した。さらに、我々は緩和挙動の陽・陰イオン依存性を調べ、イオン液体の運動を支配しているのは極性部分のクーロン力であることを明らかにした。講演では、最近行っている中性子散乱で観測する自己拡散運動の空間スケール依存性についての研究についても紹介する。

口頭

ガラス形成液体における自己拡散過程の空間スケール依存性

古府 麻衣子; Faraone, A.*; Tyagi, M.*; 長尾 道弘*; 山室 修*

no journal, , 

液体中の自己拡散がFickの法則に従う場合、van Hoveの自己時空相関関数は空間$$r$$に対しガウス型、時間$$t$$に対し指数関数で記述される(デバイ緩和)。このとき、緩和時間$$tau$$$$Q^{-2}$$に比例する($$Q$$は散乱ベクトル)。しかしながら、多くのガラス形成液体の自己拡散は非デバイ型の伸長指数関数$$exp [-(t/tau)^{beta}]$$で記述され、$$tau propto Q^{-2}$$の関係は非自明である。これは、中性子散乱で観測する自己拡散とは何であるかという基本的な問いとも関連する。我々はこの問題に取り組むため、中性子準弾性散乱法を用い、2種類の液体について緩和挙動の$$Q$$依存性を詳細に調べた。試料は、分子液体である3-methylpentaneとイオン液体C4mimTFSIを選択した。2つの液体とも、緩和挙動が2つの$$Q$$位置($$Q_1 approx 0.2$$~$AA$^{-1}$$, $$Q_2 approx 0.8$$~$AA$^{-1}$$)で変化していることがわかった。$$Q_1$$での変化はFickの拡散から非Fick型の拡散へのクロスオーバーである。一方、$$Q_2$$でのクロスオーバーはガウス性の変化に関係すると考えられる。また、これらのクロスオーバー点で$$tau$$だけでなく$$beta$$も変化していることは興味深い。これらの振る舞いは2つの液体で同様であることから、この自己拡散挙動がガラス形成液体に普遍的なものであることを示唆している。

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